うつ病の原因と対処法【投薬治療でこころとからだの治療】

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うつ病を招きやすい性格

悩む人

3つの性格に注意

人間にはその人独自の「性格」が存在します。「遺伝」や、胎児・幼少期から現在に至るまでのさまざまな「経験」によって作られていくのですが、その中にはうつ病の原因になりやすい性格も存在します。うつ病の原因になりやすい性格には大きく分けて「循環気質」「執着気質」「メランコリー親和型気質」の3つあります。

循環気質の特徴

「循環気質」ですが、循環気質における典型的な特徴は、「気分の浮き沈みが激しい」性格です。
ちょっとした出来事に感情を見出し、良いことがあれば喜びを爆発させる一方で、不満があればその怒りの感情を爆発させる面もあります。また、気分屋な一面もあることから精神科や心療内科ではうつ病と診断されることが多いです。
また、循環気質タイプは「物事に熱中し燃え尽きる」ところもあります。そのため、睡眠や食事を犠牲にしても、自分のやるべきことに取り組み熱中してしまう節が見られることがあります。やがて、この熱中度合いのほとぼりがすぎると、燃え尽きてしまう状態に陥り気分が落ち込んでしまうことなり、この状態がうつ病の特徴ともされています。

執着気質の特徴

次に、うつ病の原因になりやすい性格といわれている「執着気質」ですが、執着気質の大雑把な特徴としては、生真面目で物事に熱中しやすく、曖昧なことや大雑把なことを嫌います。また、自分にも他人に対しても厳しく接する傾向があり、中でも「生真面目」な性格の人が多い傾向があります。自分自身にルールを定義しそれを忠実に守りながら相手にも強要するところがあります。そのため、冗談を言うことをあまり好まず、ユーモアなどもあまり理解しない面も見られます。
このプライドの高さ故に他者からの批判に対して弱いため、自分のやっていることに他人から批判をされると大きく落ち込み、そのまま抑うつ状態となってしまう原因となるのでしょう。さらに近年急増している「新型うつ病」でも、この執着気質的な性格の持ち主が多い傾向にあります。

自意識過剰も要注意

最後にうつ病の原因になりやすい性格といわれている「メランコリー親和型気質」。大まかな特徴としては、保守的でありルールを重んじ、責任感が強く仕事熱心な面が挙げられます。こうして見るとメランコリー親和型気質は執着気質とほとんど同じように見え、似通っている部分が多いです。
しかし、メランコリー親和型気質の特徴として第一に挙げられるのが「自意識過剰」な性格です。この気質の人は周囲の人々に振り回されることが多いため、厄介な特性でもあります。
メランコリー親和型気質が相手に振り回されてしまうのは、「確固とした自己を持っていないから」部分があるからです。確固とした自己を持っていないが故に自分に自信がなく、常に周囲から自分がどう見られているのかを気にするようになります。この周囲を気にしてしまう部分が「自意識過剰」という状態をつくり、日常生活の中でストレスを蓄積させやすくさせるのでしょう。これを元にうつ病へと発展するケースも少なくありません。